あれは誰だ、誰だ、誰だ

あれはデビルマンと呼ぶにはちょっと躊躇してしまうなぁ。

てナ訳で観て来た映画版デビルマン
なにやら世間では悪評紛々な様なのは知ってたが、そういう評価は実際に観るまでお預けにして見に行ったわけだが・・・

なにかこう、原作のストーリーを映画一本分に凝縮して今風のアレンジ加えてみたら、薄い上澄みしか残らなかったッて感じ。
シレーヌもジンメンも死に方あっさりしすぎ。第一カイムを無視してシレーヌがアモンを好きだったとかいわれてもなァ。
ジンメンだって結局ヒトを食っただけで明に何もせずに甲羅刺されただけで昇天。ガキの頃ジンメン編読んで本気でよるトイレに行けない位怖かったものだがそんな怖さは微塵も無い。
そもそも全体的に説明不足。やるなら誕生編、シレーヌ・ジンメン編、黙示録編の3部構成ぐらいにしないとあの特殊な世界観は描き切れなかったのじゃなかろうか?
まあ、ファンが望んでもスポンサー様が望まなければどうしようもなかろうが。

なにかこう、愚痴しか出てこないのでそろそろやめる。


今ちょっと心配になってしまったことが一つ。
寄生獣」は国内で実写映画化されたりしないだろうなぁ・・・ハリウッドだと違うイミで厭な出来になりそうだが。