立て、立つんだジョー!

http://www.ashitano-joe.com/index.html

てなわけであしたのジョー実写版観てきた。

まあ公開したばっかりとはいえ、モノがあしたのジョーなだけにストーリー的なネタバレを今更気にするようなこともないか。ましてやうちのblogを見に来るように人は最初から真っ白に燃え尽きるまでしっかり知ってるだろうし。

てか、むしろ俺の知識のほうがハンパか…ガキの頃、間違いなくなくアニメは見てたんでそれなりに頭に刷り込まれてはいるが、漫画の方は読んでないし、後からアニメ見直したりもしてないんで細部の記憶は曖昧だなぁ。


でもまあ、出演者も関係者も皆気合入りまくってるのはよくわかる。泪橋とドヤ街はリアリティあるし、丹下段平もまんま漫画通りの団平だし、ジョーと力石も役者の体がしっかりボクサーの体になってたし、なにより減量中で幽鬼状態の力石の迫力が半端ねぇ。パンフによるとスタッフが「なんでここまでやるんですか!」って怒り出すくらい危険なまでにガリガリになってたしw


止め絵表現とか、実写で見るとちと違和感覚えるような所も何点かあったけど、ボクシングシーンも迫力あったし、俺みたいなあしたのジョーをリアルタイムで見てた世代には実にグッと来る映画だったのだよ。最後の握手のシーンなんてわかってても涙がにじんできてなぁ。


きつい撮影だったんでもうやりたくないとかパンフに書いてあったけど、続編作って真っ白に燃え尽きるまで戦い抜いて欲しい所。