THIS IS IT

てなわけでなんか結構評判いいらしいので「THIS IS IT」観て来た。

マイケルの死によって中止となったロンドン公演のリハーサル光景を編集した映画な訳だが、この映画を見てると決して叶うはずの無い事だが「THIS IS IT」の本公演がド凄ェ見たくなってきた。


マイケルはここ10年くらいアーティストとしてより奇行とか児童虐待とか顔の変遷とかばっかり報道されてた様な気もするが、やっぱり紛れも無くスーパースターである事には疑いようが無い人物だよな。


50歳とは思えない身のこなし、音楽に対する深い理解と独創性、舞台演出への容赦の無い作りこみ、ステージを作りこんでいく過程を見ていると、”KING OF POP”と呼ばれるのは伊達じゃないと言う事を思い知った次第。


自分自身は昔MTVかなんかで見た「BAD」のPV見てアルバム「BAD」を買った位でそれほどファンというわけではないのだが、なんだかんだと映画内で使われてた曲をほとんど知ってるんだよな、メロディーを自然に口ずさめるほどに。


こんなリハーサル風景を見させられたらこのステージはとんでもなく凄いものになると誰もが確信するに違いないのだが、実際に見たのはリハ中のスタッフのみ、完成形は決して見られないなんて事がはっきりと分かっているというのが悲しすぎる。


なんにしても、不世出の天才の早すぎる死に心から冥福をお祈りいたします。