なーんちゃって

KAGEROU

KAGEROU

てなわけで仮面ライダーカブトの中の人の書いた小説KAGEROU読了。


水嶋ヒロのコメントとか、帯のあらすじとか読んでた段階では「命をテーマにした物語」とかカタい事書いてたんで、純文学風なのを予想してたんだが、思いの外コメディ風味に振ってあるのに驚いた。てかそれなりに面白いじゃん、コレ。まあ、Amazonの書評では星一つが一番多かったりするけど、そんな事はないよと言っておこう。まあ、星5個付けて絶賛するほどじゃないけど、星3つ程は付けてもいいんじゃないかと思う次第。

内容的にはラノベというか、童話っぽいというか、星新一ショートショートとかが雰囲気近いか? 処女作だけにいろいろと拙いところも多いが、話のネタに読んでみるのもいいと思うヨ。著者に知名度があり過ぎて妙な邪推されてるが、すぐにも古本屋で安く出回ると思うんで何だかんだ言う前に読んでみるヨロシ。




個人的にはこのプロットというか基本設定を、虚淵玄とかに渡して書かせてみたらどう真っ黒になって帰ってくるか読んでみたいと思ったり思わなかったりw