小隅レイマジ天使！

感想を言うならやっぱり「胸熱」というのが一番ふさわしいんじゃないだろうか。

ニコ動で尻Ｐとしての活動ばっかしててさんざん「尻Ｐ仕事しろ！」と言われてた野尻抱介先生の久しぶりの単行本なわけだが、まさかニコ動とか初音ミクとかファミマの入店音とかコンビニの殺虫器がハードにＳＦして、読んでてこんなにワクワクが止まらなくなるとは思わなかったよ。

それにこの本、各章にそれぞれ主人公は居るけど、ある意味真の主人公はニコ動を見たり作品アップしてたりする”俺ら”なんだよな、この話。ニコ動のムーブメントがちょっと未来に正方向に暴走したら、３章までの一部は本当に俺らが主役に実現しそうな話だしｗ

しかしまあ、尻Ｐ仕事してたんだな、いろんな意味でｗ　ＳＦ興味なくてもニコ動にちょっとでも関わってる人は読んでみるヨロシ。